処分方法に関する疑問

消火器の処分方法を解説します!ルールを守る大切さを解説

家庭用の消火器の使用期限について

家庭用の消火器の使用期限は5年です。5年を過ぎた消火器は買い替えましょう。

ただし、使用期限内だとしても、傷がついていたり、腐食が進んでいたりするものはすぐにリサイクル処分する必要があります。

古くなった消火器の処分方法と費用について

古くなった消火器は一般の家庭ごみとして処分することはできません。では、いったいどうやって消火器を処分すれば良いのでしょうか。

ここでは、消火器の処分方法と処分費用について解説します。消火器を処分する予定のある人は、ぜひ参考にしてください。

買い替え時の無料引き取り

消火器を無料で引き取ってもらいたい場合は、ホームセンターに引き取りを依頼しましょう。

例えば、カインズやコーナンでは、直接持ち込みをすれば無料で回収してもらえます。処分のみの利用はできませんが、買い替えを前提にしているのなら便利な方法です。

ただし、消火器によっては回収してもらえないこともあります。回収する際は、あらかじめ回収可能かどうかホームページや電話で確認しておきましょう。

消火器リサイクルする

消火器は消火器リサイクル推進センターがリサイクルを行っています。消火器のリサイクルには以下の3つの方法があります。

◇特定窓口

特定窓口は全国に約5000箇所あるので、誰でも利用しやすいです。指定取引場所への運搬費や保管費がかかり、トータルで処分費用は1,000円~3000円になります。

◇指定取引場所

指定取引場所は全国に200箇所しかないですが、直接持ち込めば特定窓口に持っていくよりも安く処分できます。

特定窓口や指定取引場所を探したい人は、消火器リサイクル推進センターの「リサイクル窓口検索」から調べてください。

◇ゆうパックによる回収

ゆうパックを利用して、消火器メーカーに回収を依頼する方法もあります。リサイクル料金は6,270円です。

2010年以降に製造された消火器には、リサイクルシールが貼られています。

しかし、有効期限が切れていたり、リサイクルシールが貼られていなかったりする場合は、600円のシールを購入する必要があります。

リサイクルシールは、特定窓口や指定取引場所、消火器リサイクル推進センターから購入してください。

不用品回収業者に依頼する

手間をかけずに消火器を処分したかったり、消火器以外にも処分したいものがあったりする場合は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。

不用品回収業者であれば、自宅まで回収しに来てくれるので、自分で持ち運ぶ手間がかかりません。また、トラックで不用品を一気に回収してくれるので、消火器以外にも大量の不用品がある際にも便利です。

処分費用は2,000円~3,000円です。

しかし、不用品回収業者の中には、許可を持たない違法な業者も存在していますから、そのような業者に依頼してしまうと、高額な料金を請求されてしまうかもしれません。

なので、不用品回収業者を選ぶ際は、必ず業者の口コミをチェックしましょう。口コミは利用者の生の声を聞けるので、選ぶときの良い判断材料になります。

金沢さん

不用品回収についてはこちらの「不用品回収を利用するメリットと兵庫県でおすすめの業者」でも詳しく扱っています!

消化器を処分する際の注意点

消火器を処分する際の注意点は以下の通りです。

リサイクルできるのは国産の消火器のみ

リサイクルによって回収できるのは国産の消火器だけです。海外製のものやエアゾール式消火器具はリサイクルできないので注意しましょう。

エアゾール式消火器具はスプレー缶として処分する自治体が多いです。詳しい捨て方は自治体や製造元に確認してみましょう。

使用期限の過ぎた消火器を噴射したり、解体したりしない

消火器は使用期限を過ぎると錆びたり、壊れたりしていることがあります。
その状態では、消火器を安全に使用できる保障はありません。

もし消火器を噴射したり、解体したりすると思わぬ事故が起こってしまう可能性があります。

使用期限が過ぎているものは無理に中身を取り出そうとせず、リサイクルしたり、不用品回収業者に依頼したりしましょう。

回収の際には中身の漏えいを防ぐ

消火器を持ち込んだり、回収してもらったりする際には、中身の漏えいを防ぐためにもビニール袋をかぶせましょう。

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